2000年に起きた第2次インティファーダ(大衆蜂起)以来中止されていた日本からの一般ツアーがようやく再開されたのを機に、待望のイスラエルに行って来ました。 緑豊かな地中海沿岸からイエス・キリストゆかりのガリラヤ湖畔、有名な死海や熱砂のネゲブ砂漠、そして3大一神教の聖地エルサレム。日本の四国ほどの広さしかない国ですが、数千年の歴史の重みをひしひしと感じるとともに、また自然風景の多彩さにも毎日が感動の連続でした。 もちろん自爆テロやパレスチナとの抗争に巻き込まれる不安はありましたが、イスラエル政府の徹底した治安管理のもとで、表面的には平穏な日常生活があり、ここが紛争の地であることを一時的に忘れてツアーを楽しむことができました。 しかし、現実には旅行後にユダヤとアラブの対立は一層激しくなり、7月にはヒズボラとの紛争が勃発してしまいました。両民族の受難の歴史に最終的なピリオドの打たれる日が来ることを願ってやみません。 (2006年5月旅行) |
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イスラエルの国章 |
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