☆エルサレム (1) <シオンの丘、オリーブ山、ゲッセマネの園>

エルサレム旧市街全景

<エルサレム旧市街全景>

オリーブ山から旧市街を一望する。手前の森が神殿の丘であり、黄金門や岩のドーム、エルアクサ・モスクが見える。その奥には、聖墳墓教会のドームも見える。

シオンの丘

<シオンの丘>

オリーブ山からシオンの丘を望む。右上に大きなマリア永眠教会、左端に鶏鳴教会が見える。

ダビデ王の墓

<ダビデ王の墓>

シオン門からすぐのところにダビデの墓と伝えられる石棺があり、ユダヤ人が祈っている。石棺は、ビロードの布で覆われている。

最後の晩餐の部屋

<最後の晩餐の部屋>

イエスが弟子たちと最後の晩餐(過越しの祭りの食事)をしたといわれる部屋。また、この部屋は、イエスが死んで五旬節目の日に弟子たちに聖霊が降りた「ペンテコステの部屋」とも呼ばれる。現在の建物は十字軍が建てたもの。

オリーブ山の教会

<オリーブ山の教会>

オリーブ山の中腹にある教会。右の涙の形をした教会は、主の涙の教会。イエスがここでエルサレムの滅亡を予言し涙したといわれる。左の金色のたまねぎ形の屋根をもつ教会は、ロシア正教のマグダラのマリア教会。

ゲッセマネの園

<ゲッセマネの園>

ゲッセマネの園には、イエスの時代から受け継がれてきたオリーブの古木が残っている。

万国民の教会

<万国民の教会>

ゲッセマネの園のすぐ隣に万国民の教会、別名苦悶の教会がある。現在の建物は1919年に再建されたもの。正面を飾るモザイク画がとても美しい。

万国民の教会           万国民の教会

<万国民の教会>

祭壇の上のモザイク画は、ゲッセマネの園で岩にもたれて祈りを捧げる「苦悶のキリスト」を表す。祭壇の前の岩は、モザイク画に書かれている、イエスがそこで祈った岩といわれている。

万国民の教会           万国民の教会

<万国民の教会>

教会内部のモザイク画。左は「ユダの接吻」、右は「イエスの逮捕」の場面。

鶏鳴教会           鶏鳴教会

<鶏鳴教会>

ゲッセマネの園での祈りの最中にイエスは捕らえられ、大祭司カヤパの屋敷に連れていかれた。鶏鳴教会は、カヤパの屋敷跡と伝えられる場所に建てられている。左写真の石段は、2千年前のものであり、イエスが歩いたまさにその道であると考えられる。右写真は、教会の地下の牢獄跡。イエスはここに留置されて最後の一夜を過ごし、そして総督ピラトのもとに連れていかれた。

鶏鳴教会         鶏鳴教会

<鶏鳴教会>

屋根に風見鶏を頂くモダンな鶏鳴教会。弟子の一人ペテロが、イエスの「きょう、鶏が鳴く前に、三度わたしを知らないと言うであろう」という言葉どおり3度主を否んだのもこのカヤパの屋敷である。

鶏鳴教会

<鶏鳴教会>

鶏鳴教会の祭壇。

マリア永眠教会

<マリア永眠教会>

シオンの丘でひときわ目立つ大きな教会。聖母マリアを祭って1910年に建てられた。

マリア永眠教会           マリア永眠教会

<マリア永眠教会>

左は聖母子のモザイク画。教会の地下には、桜の木と象牙で作られた永眠するマリアの像が横たわっている。

神殿の丘とオリーブ山

<神殿の丘とオリーブ山>

鶏鳴教会は、シオン門の東の松林に囲まれたところにあり、岩のドームやオリーブ山など旧市街の南東部を一望することができる。

ヒンノムの谷

<ヒンノムの谷>

鶏鳴教会からエルサレム南部を見渡す。左手遠くの丘に、パレスチナから侵入するテロリストを防ぐ目的でイスラエルが建築中の分離壁(拡大写真)が見える。

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