☆死海 <クムラン、エンボケック、マサダ>

ヨルダン渓谷

<ヨルダン渓谷>

ヨルダン川の対岸のヨルダン側を望む。ガリラヤ湖から死海まで真南に流れるヨルダン川はヨルダンとの国境となっている。また、ヨルダン川に沿って走る国道は、いわゆるヨルダン川西岸(ウェストバンク)と呼ばれるパレスチナ自治区内を通る。ただし国道は、イスラエルが支配している。

クムラン         クムラン

<クムラン>

クムラン遺跡より望む死海(左写真)。対岸は、モーゼゆかりのヨルダンのネボ山の辺り。ワジ(水無川)の岸の崖にある洞窟(右写真)は、死海写本が発見された洞窟の一つ。

死海           死海

<エンボケック>

死海の対岸ヨルダンから昇る朝日(左写真)。ホテルのプライベート・ビーチでの浮遊風景(右写真)。温水プールのような水温だが、水はどろりとして重々しい。身体に生傷があるとヒリヒリして非常に痛い。また海底には、直径1〜2cmの金平糖のような形の塩の結晶が層をなしていて、歩くと足の裏が痛い。

マサダ         マサダ

<マサダ>

遠くから見ると、四方が絶壁で頂上が平らで軍艦島のように見え、まさに天然の要塞である。高さは400mあり、頂上で海面とほぼ同じ高さである。

マサダ         マサダ

<マサダ>

死海側からはロープウェイで頂上まで登ることができる。右の写真は、頂上北側にある倉庫群の跡。他に、貯水槽等の大規模な給水施設やローマ式浴場、シナゴーグの跡などが残っている。

マサダ         マサダ

<マサダ>

北側の崖にある三段式の宮殿の跡。ヘロデ王が建てた。下にはローマ軍の陣地の跡が見える。

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<マサダ>

左の写真は、北の宮殿の一番下の段。右は、窓(?)から死海を望む。高度感がある。

マサダ

<マサダ>

西の宮殿の床に残る色彩豊かなモザイク画。

ソドム

<ソドム>

死海の畔にある岩塩でできている「ロトの妻の柱」。アラビア服をまとった婦人の姿に見える。

ユダの荒野

<ユダの荒野>

ユダの荒野とは、死海の西側からエルサレムにかけて広がる乾燥地帯。死海とエルサレムとの距離は20kmほどであるが、標高差は1200mもある。そのため、西の地中海から来る雨雲も途中で消滅してしまう。ワジ(水無川)は、山に雨が降った時だけ水が流れ川となる。少量の雨でも時には鉄砲水になることがある。

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