牡丹江 −鏡泊湖、渤海国の遺跡ー
●鏡泊湖…牡丹江市の南約100kmに位置する湖。1万年前の火山の噴火によって牡丹江がせき止められてできた。大きさは琵琶湖の7分の1。豊かな自然に囲まれ、避暑地としても有名である。
●渤海鎮…牡丹江市の南の寧安市にある村。7世紀末から10世紀かけて、この辺りを支配した渤海国の都城である上京龍泉府の遺跡がある。都は、唐の長安を手本に造られたが、今は城壁と礎石が残るのみである。近くの興隆寺には、渤海国時代の石灯籠が残っている。
●牡丹江…黒龍江省南東部の中心都市。満州国時代は日本から多数の開拓民が入植した。
<午後の鏡泊湖> 湖畔には、リゾートホテルや会社の保養所が建ち並んでいる。 |
<朝の鏡泊湖> 遊覧船にて湖を一周することができる。 |
<吊水楼瀑布> 鏡泊湖から流れ出した水が滝となって落ちているはずだったが、渇水期のため川には水がまったく流れていなかった。 |
<吊水楼瀑布> 湖水が増水しあふれ出したときの姿。このようになるのは5、6年に一度とか。ぐるりと円を描くように滝つぼに落ちる。(絵葉書から拝借) |
<上京龍泉府遺址> 渤海国の都城跡。宮城の復元計画があがっている。 |
<興隆寺> 高さ6mの石灯籠は、渤海国時代の遺物。 |
<牡丹江と江濱公園> 街の南を流れ、市の名前となっている牡丹江沿いの公園。 |
<江濱公園にある八女投江記念碑> 1938年、日本軍と最期まで戦い、捕虜になることを拒んで牡丹江に身を投げた女性戦士8人の記念碑。 |
<旧牡丹江劇場> 現在は浴場。この辺は、昔は銀座通りと呼ばれ、日本人でにぎわっていた場所。 |
<牡丹江市の中心部> 北山の頂上から望む。 |