エベレスト・フライト

●マウンテン・フライト - エベレスト

3月10日（土）

今朝は早起きをしてオプションのヒマラヤ遊覧飛行に参加した。霧のため離陸が少し遅れ、８時過ぎにトリブヴァン空港を離陸。飛行機はブッダエアの１＋１列の16人乗り。小さな飛行機だが揺れることもなく、また気圧調節されエアコンも効いているので寒いことはない。客室乗務員が山の説明をしてくれるが、窓に氷が張り付きちょっと見にくい。コックピットの扉が開放されており、パイロットと同じ眺望を見ることができる。さすがにコックピットの窓はクリアだ。自分で山の写真を撮ったり、パイロットが代わりに写真を撮ってくれたりもする。とにかく山が多すぎてエベレストを除いて、山の名前を確認するのはむずかしい。残念ながらエベレスト(8846m)やローツェ(8516m)、マカルー(8463m)の山頂など8000mを超えた部分は雲に覆われている。強い偏西風でエベレストの山頂から雲が東にたなびき、その雲でローツェの上部は完全に隠れている。エベレストの南壁はかろうじて見えているが、ちょっと距離がある。もっと近くを飛ぶと思っていたが。。。気流のせいで近づけないのか、エベレストを過ぎた辺りで折り返す。左に旋回するので、右側の席のほうがより山に近いところを飛ぶことになる。余韻を残しながら往復１時間のフライトはあっと言う間に終わってしまった。